科楽な豆知識Science Trivia

サティスタHP「科学な雑学」は、2023年2月1日より はかせラボ「科楽な豆知識」としてリニューアルいたしました。

2023.02.01

見つけてラッキー!

クローバーで有名な「シロツメクサ」はマメ科の植物で春から秋にかけて白色の花をさかせます。 シロツメクサは漢字で「白詰草」と書きます。江戸時代にオランダから日本にガラス製品が送られる時に、品物が割れないように箱に詰められていたことから名前がつけられたといわれています。 明治時代になると、日本で牧草として使うために大量に輸入され、そこから全国的に広がっていった外来生物です。

多くは3枚の葉をつけますが、まれに4枚の葉をつけるものがあり、四つ葉のクローバーとしてよく知られています。 四つ葉になる理由は詳しくは分かってはいませんが、葉が踏みつけられることで成長点が傷つき、それによって葉の枚数が増えるのではないかと考えられています。 また、四つ葉の他に五つ葉、六つ葉、七つ葉、八つ葉なども発見数は少ないながらも確認されています。

ちなみに、四葉のクローバーの子葉はそれぞれ希望・誠実・愛情・幸運を象徴しているという伝説もあるそうです。 花言葉は「Be mine(私のものになってください)」です。

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